線香をあげる理由は?
2025.05.27
葬儀や法事、お墓参りなどで線香をあげるシーンは多いでしょう。
普段何気なく使用している線香ですが、重要な意味を持っているのをご存じでしょうか。
今回は、線香をあげる理由について紹介します。
▼線香をあげる理由
■故人の食べ物としてあげる
仏教では、亡くなった方が香りを食べるとされているため、仏前に線香をあげるようになったと言われています。
そのため、故人へ食べ物を上げる意味合いを込めて、仏前に線香を供えます。
「食事を絶やさないように」と四十九日までの間、線香を上げ続ける宗派もあるほど重要な役割の一つです。
■心や体を浄化する
線香の香りで、心が落ち着いた経験はありませんか。
心だけではなく、体や場を清める効果もあると考えられているのが線香です。
線香をあげることで、穢や邪気を払い清らかな心と体で、故人やご先祖様へご挨拶ができます。
■故人に対する挨拶
仏教では、線香の煙が現世とあの世をつないでいると考えられています。
線香をあげることで煙を故人の元へ送り、心を通わせられると信じられているのです。
身を清め挨拶を行うだけではなく、故人を偲ぶといった意味合いもあります。
▼まとめ
線香をあげる理由には、故人の食べ物としてあげる・心や体を浄化する・故人に対する挨拶などがあります。
このような意味合いがある、線香をあげて故人やご先祖にへ思いを伝えましょう。
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