精進落としとは?
2025.05.12
葬儀や法事の後には、精進落としを行うことがほとんどです。
しかし、精進落としとはどのようなものか、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
今回は、葬儀後に行う精進落としについて紹介します。
▼精進落としとは?
■感謝やねぎらいを伝えるための会食
精進落としとは、葬儀に参加した僧侶や参列者に対し、感謝やねぎらいを伝えることを目的として用意される会食のことを指します。
四十九日が明けた後に、魚や肉などのごちそうを食べることを「精進落とし」と呼び、習慣になったことが由来です。
本来は四十九日の忌明けに食べる料理だったものが、現代では葬儀や法事の後に振舞われるようになっています。
■精進落としのマナー
精進落としでは、喪主や遺族は末席に座り、上席には僧侶や参列者を案内します。
喪主のあいさつにより会食が始まり、その後1~2時間ほど歓談しながら食事を楽しみます。
参加者は遺族をねぎらい、故人を忍びながら過ごしましょう。
喪主や遺族は、参加者へ挨拶をしたりおもてなししたりすることで、感謝の気持ちを伝えます。
▼まとめ
精進落としとは、葬儀や法事の後に行われる会食のことです。
葬儀に参加した参加者・僧侶への感謝や、喪主・遺族へのねぎらいを伝えることを目的としています。
喪主や遺族・参加者でそれぞれマナーもあるため、事前に確認しておきましょう。
葬儀に関してご不明点やご不安がある方は、福島の『株式会社 菊川屋』へご相談ください。
一人ひとりに寄り添い、心に残る葬儀になるようお手伝いいたします。